MSが去るCES--グーグルへの主役交代の可能性
2012-01-18
Googleはコンシューマーエレクトロニクスの牽引役としてAppleに次ぐ存在だ。AppleはCESに正式参加していないため、CESではGoogleが最も大きな影響力を持つプラットフォーム企業となる。CESでも特に興味深いタブレット製品はAndroidを搭載していたが(ASUSの「370T」「Transformer Prime」、サムスンの「GALAXY Note」など)、それらに比べるとWindows搭載のウルトラブックは平凡な印象だった(Lenovoの「Yoga」は例外かもしれないが)。また、ほとんどのスマートフォンメーカーは、GoogleのAndroidを、強大な「iPhone」に対する唯一の有効な防衛手段と見なしているようだ。「Windows Phone 7」もよくできてはいるが、登場するのが遅すぎた。 Googleが2013年のCESで基調講演の枠を与えられることは理に適っているかもしれない。同社は2012 CESで最も重要なベンダーだった。2013年はコンシューマーエレクトロニクス業界においてさらに重要な存在になるだろう。 Googleは同社が今取って代わろうとしている企業と同じ戦略を使って、コンシューマーエレクトロニクス分野で現在の地位まで上りつめた。MicrosoftがWindowsでやったことだが、Googleが開発するOSは、あらゆるメーカーが自社の人気製品に組み込む方法を知っているものだ。また、拡大する市場規模と技術的な柔軟性のために、デベロッパーが開発ターゲットにしたいと思うようなOSでもある。コンシューマーコンピューティングにおいて、Microsoftはこの仮想的なサイクルを完成させた。しかし、モバイルデバイスの新時代において、そのモデルを最も効果的に実践しているのはGoogleである。2013年のCES基調講演はGoogleか 全米家電協会(CEA)(http://www.ce.org/)の業界問題担当シニアバイスプレジデントであるJason Oxman氏は、2013 CESの基調講演を誰に依頼したのか明かさなかった。しかし、Oxman氏はその選考方法については話してくれた。CEAの幹部陣は2012 CESの終了後、2013 CESの「テーマの方向性」について決定を下す。その後、講演者に打診するという。